Web3Dは一言でいえばゲームのようなものですが、使い方としてはCGパースと映像をミックスしたようなコンテンツです。
動画としても使えて、CGパースのように好きなアングルでCGを絵として切り出せます。
Web3Dは映像やCGパースと違いマウスを使ってCGの中を自由に動き回ることが出来ます。前に進んだり、後ろに下がったり、左右を向いたり、上下を見回したり出来るのです。
常にユーザー自身が立体的なCGの中に居る状態なのです。
さらに操作ボタンを自由に組み込めるので、使い方に応じて非常に便利なコンテンツに仕上げることが出来ます。具体的な例を挙げて説明します。
右の絵は新築マンションのエントランスを見せる為に制作したWeb3Dコンテンツです。
〔絵の中の①のボタン〕
これは保存ボタンですが、CGの中を自由に動きながら好きなアングルの絵をコピー出来るボタンです。
例えば右の状態で保存ボタンをクリックした後、ExcelやWordなどに貼り付けられます。絵の大きさはWeb3Dの画面サイズです。
従って、これを使うとプレゼン資料などが簡単に作れます。通常、CGパースの制作を依頼すると1カットごとに料金がかかります。
しかしWeb3Dの場合は1つのコンテンツから好きなアングルでいくつものCGパースを切り出すことが出来るのです。
〔絵の中の②のボタン〕
これは再生ボタンです。ビデオデッキの再生と同じです。これをクリックすると映像と同じようにエントランスの中を自動でカメラが動きます。
映像と全く同じ状態です。カメラが動きルートは始めにプログラムで設定します。
映像と違う点は、映像の途中で一時停止した時にマウスを動かすことで、その場で視点を動かせる点です。
映像は決められた部分しか見ることが出来ませんが、Web3Dは常に3D(立体)空間になっているのです。
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新築マンションの室内を歩いて見れるコンテンツです。
マンションにはさまざまなタイプの間取りがありますが、モデルルームで再現出来るのは通常1タイプですから、他のタイプについてはWeb3Dを使って低予算で見せることが出来ます。
さらに、右のコンテンツは最近のマンションの多くで備えているカラーセレクトの機能付きコンテンツです。
カラーセレクトは室内のフローリング、壁のクロス、キッチンドア、室内ドアなど数種類のカラーから選べるサービスですが、
右のコンテンツは、そのカラーセレクトがオプション機能として付いており、ボタンをクリックすると室内の床やドアが一瞬にして変わります。
空間のイメージだけでなくカラーイメージまでも具体的に見ることが出来るので、モデルルーム来場客に対しては親切なサービスです。
ちなみに制作料金は3LDKで350,000円(+消費税)です。もちろん部屋だけでなく、トイレ、バス、キッチンまで全てを見ることが出来ます。
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新築マンションのエントランスを歩いて見れるコンテンツです。
新築マンションを購入する際、どのタイプの部屋を購入するか?に商談が集中しがちですが、購入する人にとって共用部は意外と重要です。
特にエントランスのイメージで、マンションの豪華さを感じることもあるでしょう。
モデルルームでは室内のイメージを見ることは出来ますが、エントランスは見れません。
CGパースでも1カットだけのイメージなので、CGパースと大きな差が無い料金で全体を歩いて見ることが出来るWeb3Dは便利です。
ちなみに制作料金は、400,000円(+消費税)です。
ただし、右のコンテンツは狭いエントランスでしたので比較的安い方ですが、広さやデザインによって料金は変わります。
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新築マンションの構造を見れるコンテンツです。
一時期、建築偽装問題によって多くのモデルルームで構造模型が導入されました。
もともとマンションを購入される来場客の多くは建築の素人です。マンションがどのような構造で出来ているか?を知りません。
以前、当社で構造コンテンツを制作した某デベロッパーの部長いわく「女性は建物が地面の上に建っていると思っていて、基礎があることを知らない人が多い」との事でした。
このWeb3Dによる構造コンテンツは、柱、梁、床の断面と基礎が見れるようになっています。建物全体から部分的にカメラが寄って見れるので、非常にイメージが沸きやすいコンテンツです。
ちなみに制作料金は、600,000円(+消費税)です。
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